いろんなタイプ その5
まずアサヒビールでは、それまで「両立しない」と信じられていた「コク」と「キレ」を併せ持つビールを実現させました。
さらに、従来はワインや日本酒にしかなかった「辛口」という概念をビールに導入。
それがスーパードラ柔です。
いずれも、それまで世の中に存在しなかったものでした。
これだけ画期的なことをやろうとすれば、そこで生じるストレスは相当なものです。
そもそも企画の段階で社内から「リスクがありすぎる」という反対意見が続出しましたし、それを納得させても、こんどは技術的な難問をいくつもクリアしなけれぼなりませんでした。
でも、それを一つ一つ乗り越えていくのは、本当に楽しい仕事でした。
強がりで言っているわけではありません。
前例にないことを成功させたときほど、楽しい瞬間はないのです。
私だけではなく、多くの社員が、あの頃、大いなる充実感や達成感を味わい、心から仕事を楽しいと感じたのではないでしょうか。